上着を着込んで
庭での一杯のコーヒー
一服
今日も眩しいくらいに天気がいい
三連休の最終日
冬休み最後の日
学年びりから10番目のボーイ
冬休みも一度も勉強することはなかった
毎日一問
英語と数学、いや算数
ノートに書いて、日付も書いて
テーブルに置いておいたけど
開かれることはなかった、のかな？
まさかやってる？ある訳のない期待をして
ノートをみてみたけど
問題だとやらないだろうから
答えまで書いてたんだった
これじゃ、見たかどうかも分からない
こんな時
勉強苦手だったって言う
まりちゃんのことも考えてる
いつでも
そりゃ、自分だって
中学生の時に勉強なんかした記憶はない
試験前になると
イベント的に友達の家に泊まって
徹夜した思い出はある
あれは泊まりが楽しかっただけ
今だに小学生の問題みて
感心してる
分数なんて最近知った
なんで分数の足し算は分母が変わらないのか
説明できる先生っているのかな？
子供でも分かるようにね
大人でも納得できない
勉強が苦手、嫌い
当たり前だよね
世の中には
理屈じゃないって言って
ゴリ押しされることが多い
疑問を持ったら
そこからはみ出したら
落ちこぼれる
落ちこぼれはまともだよ
そんなことを想いながら
まりちゃんのことを考えてる
ピュアな人ほど
社会に馴染めない
みんなそれに気づかずに
自分はダメなんだって思っちゃう
それを違うよって、言ってくれる大人がいない
自分は頭が悪いからって
諦めちゃう
子供達にそうじゃないって伝えたい
まりちゃんにそうじゃないって伝えたい
あなたは素晴らしい人
魅力的な人なんだって
伝えたい
ボーイは勉強はできない
でも、顔は小さいし
スタイルもいい
背も伸びてきた
素直で
優しい
偏食で
こだわりが強い
まりちゃんとドかぶる
ほっとけない訳だ
子供みたいに思っちゃう訳だよ
理屈抜きにかわいい
お湯沸かして
コーヒーでも飲んでるかな
ホッと一息ついて
一服してるかな
まりちゃんが穏やかに過ごせてればいいな
うちのやんちゃな長女
楽しく過ごせてるといいな
