ビビッと

何かあった時に自分の直感を信じて行動してきた

 

火事場の馬鹿力じゃないけど

 

振り切ることができる

 

人をみる目もないし、ことごとく予想も外す

 

自分自身に自信がなくなりかけていたけど

 

まだこれがあった

 

必死になった時

 

こんな僕でも男を見せる時がある

 

多様性の時代に男を見せるはまずいか

 

まりちゃんの話を聞いて

 

いてもたってもいられなくなった

 

心が震えた

 

予約の電話にも慣れないけど

 

2度目の電話は恥ずいけど

 

もう一度電話した

 

まりちゃんは驚いていたけど

 

また来ると思わんかった、って

 

来てよかった

 

会えてよかった

 

もちろん、まりちゃんは普段となんも変わらない

 

僕に話したこともまりちゃんにとってはなんて事はない話なのかもしれない

 

少し親しい人なら誰にでも話すことなのかもしれない

 

それでもいいんだ

 

聞いた僕が感じたこと

 

今はその感情に従う

 

まりちゃんに会う

 

そして、まりちゃんの屈託のない子供のような笑顔を見る

 

笑顔にさせることなんて出来ない

 

でも、一緒にいてあげたい

 

いや、一緒にいたい

 

自己満足なのは分かってる

 

でも、そうしたい

 

そうしろと僕の直感が叫んでる

 

ほんとに長い時間一緒にいた

 

幸いお客さんも少なく、お店にとってもありがたい客になったみたいだ

 

特に何を話したわけでもない

 

ラップを作ろうとか、まりちゃんのツンデレのデレのない仕打ちを受けたり

 

ずっと笑ってた

 

冷たい仕打ちをするたびにまりちゃんは友だちだね、とか

 

パパみたいだと言った

 

パパ活

 

聞き返すと

 

ほんとのパパの方だと

 

じーん、ときた

 

パパという時のまりちゃんはなんだか子供に帰ったような顔をする

 

何も言わずに見ていると

 

何よ!

 

と、お口が悪い

 

たまらなくて何度も頬に手を当てる

 

やめて!

 

また笑う

 

でも、まりちゃんは言ったよね

 

素の私が見れてよかったでしょ?

 

って

 

素のまりちゃんはお口が悪い

 

きもきも星人

 

そして、よく笑う

 

昔は暗かったって

 

まりちゃんは笑顔がいい

 

おとなしいまりちゃんもちろん好き

 

でも、素のまりちゃんが

 

笑顔の絶えない子なら

 

僕に出来ることなら

 

そばで見守ることなら

 

また会いに来る古都奈良

 

韻踏めんわ

 

できるよ