日はまだ高かったのですが、目指す店はキャバクラなどが立ち並ぶ、一般人はあまり入り込まないような路地の一角にありました。
看板の横の階段を下りれば、もう人に見られる心配もない安心の空間が広がっているのです。
勇気を出して、店の階段に吸い込まれさえすればいいのです。
しかし、雑居ビルは外壁の塗装を塗り直している最中だったようで、作業着の男性が2〜3人で雑談をしています。スルーです。
その先には、近くで働く人たちでしょうか、ビルの隙間で喫煙をしています。
一般人が来ないような路地と言っても、来ないわけではなく、ベビーカーを押した女性も通ります。
入れない
無理です。